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ホルモン分泌

「ほめること」の意外な効果効能とは?

誰であっても「ほめられること」は悪い気分はしないものです。では、ほめられた人の心身にはどんな変化が起こるのでしょうか? じつは、単に気分が良くなる、という心だけの問題ではないのです。ほめられて気分が良くなった心は、すぐに脳へ「嬉しかったよ」と信号を送ります。すると今度脳内では、「あ、そっか、良かったね」とばかりに、「エストロゲン」という女性ホルモンの分泌が促されるのです。このエストロゲンは専門家によれば「肌のコンディションに関係するホルモンで、多く分泌されれば肌の調子が良くなる」とのこと。そう、つまり、「キレイになる」ということにつながるそうなのです。ということで、心と脳との連係プレーによって「人はほめられるとキレイになる」と脳の専門家はおっしゃっています。では、何でもかんでもほめあげて自分の彼女をキレイにできるのか、と言えばそれは「ちょっと待った」ですよね。というのも、大人ともなれば、ほめられるべきタイミングでもないのにほめられれば、「そう言って馬鹿にしているんでしょう!」と、今度は逆に怒ってしまいます。すると今度は一転して、脳内には「怒りホルモン」として知られる「ノルアドレナリン」が分泌され、美肌とは逆の効果へとつながりかねません。そこで人をほめる時は、しかるべきタイミングまで温存して、その分、「十分に心を込めて」ほめてあげましょう。そうすることで相手の心もハッピーになるだけでなく、脳が分泌する「エストロゲン効果」で美肌へも一歩近づくという恩恵にも授かれるのです。ちなみに、美肌効果までは望まないものの、男性だってほめられれば嬉しいものです。甘やかさない程度にほめてあげましょうね。

●フロイト的失言

ホルモン分泌は人間の心理が脳内に反応してさまざまに起こりますが、心の状態は私たちの「言葉」にも往々にして表れます。

とある会議の司会者は会議の冒頭において、なんと「これより会議を“閉会”します」とアナウンスしてしまいました。

もちろんすぐに「失礼、“開会”します」と言い直し、事なきを得ます。

会議場にいた多くの参加者は失笑するだけでしたが、一人だけ、この「言い間違え」に関心を寄せた人物がいました。

その人が精神分析学者、ジークムント・フロイト(1856年5月6日-1939年9月23日)でした。

フロイトは会議終了後、その司会者のもとに行き、なぜ言い間違えたのかたずねたそうです。

すると司会者は「じつは今日は早く帰りたくてしょうがなかった」と心情を語ったそうです。

このことをきっかけにフロイトは「言い間違えには、人の深層心理が反映される」との分析を発表します。

これが「フロイト的失言」です。

これを知ると、皆さんにも「そういえばあの時…」という体験談や目撃談がたくさんあるのではないでしょうか? 友人知人、恋人やパートナー、または職場や学校などで、さまざまな「言い間違え」シーンに私たちは出会っています。

もちろん中には、心の状態とは関係のない、言葉尻などから来る単なる言い間違えもありますが、いくつかの言い間違えは、その人の心の奥にある本音や願望などが言葉として表面化したものだったわけです。

人によっては、自分の本音をなかなか正直に話せないタイプの人がいます。

ついつい、人の意見や都合に自分を合わせて行動をしてしまうような人です。

もしあなたの人間関係の中で、こんな「心の本音からきている言い間違え(フロイト的失言)」と遭遇したら、その人には「あなたもしかして~なんじゃないの?」と、聞いてあげると、より良い人間関係の構築に役立つかもしれません。

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