ホーム > 心の癒し・健康 のアーカイブ
心の癒し・健康 のアーカイブ
相手の気持が分かる子どもに育てる
- 2012-02-23 (木)
- 心の癒し・健康
昨年来「絆」が国民的なテーマとなっています。「絆」の重要な要素のひとつに「他への思いやりの心」があります。「子どもにもそんな思いやりの心を育んで欲しい」と考えているご両親はたくさんいることでしょう。「思いやり」は人の性格を優しくするだけでなく、他者とのコミュニケーション能力の育成や、物事を広い視野で見れる、など多くのメリットを心にもたらせてくれます。ではどうすれば、子供の頃から他者の視点に立った「思いやりの心」が育まれるのか。西オーストラリア大学の研究者はこんな提案をします。「まず子どもと頻繁に会話をすること。そしてその時に親が他者の考えや感情について、詳しく話したり教えたりすること」。こうして子どもと会話をしていくことのメリットは二つあります。まず、子どもの会話・理解能力が育つこと。そして、相手を理解することの必要性を感じてくれること。これは120人の4~6歳の子どもを対象に、約2年間の縦断的な研究を続けた結果判明した、「思いやりを育むための効果的な育児法」なのだそうです。まさに理想的な親子のコミュニケーションですが、これをうまく進めるためにはまず親自身が日ごろから「思いやり」を持った日常を過ごすことが前提なのは明白ですね。ということでまずは大人である自分自身が他者の立場に立った視点を忘れないこと。そして、その大切さを子どもたちにも伝えていく。こうすることで「絆」の輪は、世代を超えて、より大きく強いものになっていくのでしょうね。
心のフォーカスに注意しましょう
- 2012-02-19 (日)
- 心の癒し・健康
「悲しい記事ばかりで新聞を読みたくない」、「ニュースは事件ばかりで気分が滅入るなあ」と感じる方は多いと思います。最近ではインターネットなどでも「ハッピーなニュースサイト」など、明るい話題だけを提供するようなサイトも出てきています。では果たして、私たちの身の回りには本当に「暗い話題や言葉」の方が「幸せな話題や言葉」よりも多くあふれているのか? 最近になってこの問いに回答を示してくれたのが米国・バーモント大学の研究チームです。彼らは「アメリカの大手新聞ニューヨーク・タイムズの記事20年分、グーグル・ブックプロジェクトの1520年以降の本、ツイッターの情報、過去50年分の歌詞」を分析しました。その結果、「戦争、葬式、がん、殺人」といった「不幸な言葉」よりも、「愛、平和、ヒーロー」といった「幸せな言葉」の方が、「圧倒的にたくさん使われている」という結果を発表しています。多くの方が「へえ、意外」と感じたのではないでしょうか。これは米国における調査ですが、おそらく日本でも同様の結果が出ると考えられていて、つまり、実は身の回りには「幸せな話題や言葉」の方が多く存在している、ということになります。確かに日本では昨年は3.11震災もありました。悲しい話題はインパクトも強いため、心がついついフォーカスしてしまい、その残像も心に残りやすい傾向があります。ですが心を前向きにしていくためには、身の回りにある「幸せな話題や言葉」にどんどん意識をフォーカスさせていく必要があると思います。今の世の中、私たちが勝手に想像するほどには、じつは悪くはなっていないのですから。
いざ、という時にビビらないようにするには?
- 2012-02-17 (金)
- 心の癒し・健康
何かを「やるぞ!」と決心しておきながらも、いざその時、が来るとビビってしまった……。そんな経験が誰にでもあると思います。そんな心境は特に「未体験ゾーン」に踏み込むときに多くはありませんか? この分野の研究の第一人者ジョージ・ローエンスタイン氏によると、「ここぞという正念場でビビってしまうのは、未来の自分の感情を予測できないから」なのだそう。「何かを実行することを決断したとき、人はまだ、実際にそれを行う時の自分の心境にはなっていません。『その時』になってようやく、実行することへの感情を抱き始めるのです。自らの感情を予測できないため、時に人は、大胆とも思える決断を下します。そして、いざ正念場になると、あたふたしてしまったり、その決断を後悔したりするのです」。たしかに私たちは普段、多くの事柄に対し「まあこんな感じだろう」とか、「なんとかなるだろう」と軽視してことに望むことが多いようです。ところが直前になって、「うわ、やはりダメかも……」となってしまうわけですね。では、いざという時にビビらないための予防策なんていうものはあるのでしょうか? 研究によると「決断する前に、恐怖心や羞恥心を引き起こすような映像を見ることで、人は、より慎重な決断を下すようになる」のだそう。つまり心に危機感のようなちょっとしたショックを与えておくという方法で、まさにショック療法ですね。それはちょっとできないかもという方は、「未来の自分の感情は予測できない」ということを認識しておくだけでも、より慎重な判断を下すための効果はあるそうです。何か未体験ゾーンにこれから一歩踏み出そうとしている方は、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
嫌なことはついつい「先延ばし」する心のクセ
- 2012-02-17 (金)
- 心の癒し・健康
プライベートでも仕事でも、嫌なことはついつい「先延ばし」してしまうもの。人が何かを「先延ばし」してしまうその心は、主に以下の4つの要因があるそうです。1つ目の要因は「好きか嫌いか」です。例えば与えられている課題が、好きか嫌いか、その判断で先延ばしを決めてしまいます。2つ目の要因は、「自信の有無」です。「この課題は自信アリ!」という時は意欲が湧くもの。一方、自信がなければ意欲がわかず先延ばしになります。3つ目の要因は「セルフコントロール力」ですね。自分に甘いと「明日やればいいか」と、ついつい先延ばしを続けます。ちなみにこのセルフコントロール力は若年者ほど弱く、年齢と共に強まるはず、なのだそう。さて、みなさんはいかがでしょうか・・・・・? そして4つ目の要因は「メリットが得られるまでの期間の長短」なのです。「すべきこと」から得られるメリット、成果、報酬などが、もし短期間で得られるなら人は行動を起こしやすくなります。一方で、その成果を得るまで長期的に待たないといけなくなると、先延ばしの対象となりがちなわけですね。先延ばし癖のある方にとってこの4つの要因は、どれもこれもピンと来るものばかりではないでしょうか。この4つの要因をクリアしていくことで、先延ばしという心のクセが直していけるというわけですね。なかなか的確で明快な分析なのですが、ちなみにこの分析レポートは、今年1月に行われた大学センター試験の「英語・長文読解問題」として使われたもの。受験生でこの英文を読みながら、「まさにその通りだよな」と、ちゃんと分析に納得できた人は、英語は合格点を取れたことでしょう。
SNSで写真を公開するなら「飛び切りの笑顔」で
- 2012-02-15 (水)
- 心の癒し・健康
「笑う門には福来る」という言葉がありますが、これって案外、真実なのかもしれません。ちなみに「笑う」ことの医学的な効能もかなりあることが判明していますよね。笑顔というのは心の状態とも関連していますので、「笑い」は当然ながらメンタルヘルスにも好影響を与えてくれます。さて、最近は日本でもSNSサイト「フェイスブック」をやっている人が増えてきています。「フェイスブック」の特長は、その名の通り画像をアップしての「顔見せ」ユーザーが多いことです。ではどうせ顔写真を公開するならどんな写真がいいのか。米国バージニア大学の研究者によれば「飛び切りの笑顔が吉」とのことです。研究者たちがバージニア大学生フェイスブック・ユーザーの顔写真と幸福度を調査したところ、「頬の上がり具合と口角の上がり具合をマックスにさせた、いわゆる飛び切りの笑顔」の学生は、3~5年後の調査でも「高い人生への幸福度を示した」とのこと。「飛び切りの笑顔」と言われても少々ニュアンスをお伝えするのも難しいのですが、「ニヤッ」でも「フフッ」でもなく、「イエ~~イ!!!」といった感じの笑顔でしょうかね。もしあなたの写真をSNSサイトのプロフィール欄に公開するのなら、思い切り楽しいことをイメージして「飛び切りの笑顔」をアップしてみてはいかがでしょうか。ただし、写真だけ「イエ~~イ!!!」で、普段の心が「ショボーン」では幸せゲットはむずかしいでしょう。その笑顔に似合った心をいつも持ち続けることで、いろんな楽しいことや幸せがあなたに引き寄せられてくるはずです。その結果「笑う門には福来る」ということになるのでしょうね。
パーソナルスペースと音楽の関係
- 2012-02-13 (月)
- 心の癒し・健康
毎日、通勤電車の混雑が嫌だなと感じている方は多いでしょう。これは人間が本能的に持っている「パーソナルスペース」とも関係しています。パーソナルスペースがあることで人は「他の人とある程度の物理的距離を持って接したい」と感じています。ところが通勤電車ではそんなことはお構い無しに乗車しなくては遅刻してしまいます。では、毎日のこの苦痛を少しでも軽減させる方法はないのでしょうか。と、そんな時に役立つのが「音楽」なのです。「パーソナルスペース」というのは、私たちの心の状態によっても変化することが知られています。例えば、楽しい時というのはパーソナルスペースが狭くなります。この状態だと、人と接近しても気にならないのです。人でごった返すライブハウスやクラブなどにいても平気なのは、そこにいるのが楽しいからなんですね。つまり「気分を上げてくれる音楽を聴く」ことで、満員電車の混雑も少しは苦にならないと感じられる可能性があるわけです。このことはロンドン大学の心理学研究者も実際に確認していて、「明るい音楽はパーソナルスペースを狭くする」と結論付けています。逆に「暗い音楽はパーソナルスペースを広くする」とのこと。つまり心が物悲しいときは、なるべく人から離れたいと感じているのです。ですからくれぐれも満員電車の中での「悲しい曲」は禁物です。気分が悲しくなった上に、満員の人ごみがさらなるストレスとなって、あたなの心に負荷を与えてしまいます。また、狭い場所に人を集めて何かをする場合なども、明るい曲をBGMで流せば、集まった人のストレスも緩和されるので、何かの際にはこの「パーソナルスペースと音楽の関係」を活用してはいかがでしょうか。
幸せになるための14の心の指標
- 2012-02-05 (日)
- 心の癒し・健康
2011年に日本で話題になったことのひとつに、ブータン国王夫妻の来日で話題になった「幸せ度」がありましたよね。そこで今回は心理学者マイケル・フォーダイスが提唱した「幸せになるための14の心の指標」をご紹介しておきましょう。
1.「活動的になって適度に忙しくする」
人は暇すぎても忙しすぎても幸せを感じません。適度に忙しく、活動的に生活しましょう。
2.「社会的なことに時間を使う」
自分のためばかりでなく、ボランティアなど他のためにも時間を使いましょう。自分の存在価値がより高まり幸せが感じられます。
3.「仕事に意義を見出す」
どんなことでもいいので自分がやっている仕事に意義や価値を見つけ出しましょう。
4.「計画的に、組織的に」
何かを行う際は無計画的に一人でやろうとせず、多くの人の協力を得るようにしましょう。
5.「心配は極力しないように」
いろいろと心配事があっても、「何とかなるさ」と楽天的な気持ちを忘れずにいましょう。
6.「期待や願望は小さくする」
叶わない大きな願望より、かない易い小さな願望を持つようにしましょう。
7.「ポジティブで楽天的な性格を養う」
何事に対しても「前向きな姿勢」で取り組むようにしましょう。
8.「”今”に集中しよう」
明日でもなく、昨日でもなく、「今」に集中して生きるようにしましょう。
9.「健全な性格になる」
すべてを人のせいにせず、自分の責任をしっかりと考えるようにしましょう。
10.「外に出て、社交的に」
人と接することがおっくうにもなりがちです。そういうときこそ、人との交流を。
11.「自分らしく生きる」
人の考えなどに流されがちになっているとブレばかりが生じます。自分の信念も大切に。
12.「ネガティブな感情や問題を絶ち切る」
幸せから引き離すようなネガティブなことは勇気を持って解決させちゃいましょう。
13.「一番幸せなものにもっと近づく」
幸せを感じるもの、人がいたらどんどん近づいて、幸せパワーをもらいましょう。
14.「幸せを一番に考える」
誰もが幸せになる権利・資格を持っています。あなたにとって幸せを一番に考えましょう。
「どや顔」とステータスの関係
- 2012-02-02 (木)
- 心の癒し・健康
2011年の流行語のひとつに「どや顔」というのがあります。「どや顔」とは、関西弁の「どうや」から来ており、つまり「したり顔」「得意顔」を意味しています。ただ「どや顔」と使う場合には、そこに「あいつの表情、得意げでちょっと鼻につくよな」と、相手を快く思わないニュアンスが少し込められています。さて、この「どや顔」に関して米国の心理学者が研究した報告があります。ミシガン大学の研究者が、ウエブサイトから米国のトップ20のビジネススクールの学部長の顔写真を取って「表情の協調性」を分析したそうです。表情の協調性とは、その評価が高ければ「多くの人がその顔を見た際に『協調性がある』『親しみがある』と感じる」ことを意味します。一方で低ければ「自慢げな顔」「鼻につく顔」ということで、つまり「どや顔度が高い」ということになるわけです。その結果、順位ランクが低いビジネススクールの学部長ほど「協調性の高い表情」をしており、高ランクの難関校であるほど「協調性の低い表情」だったそうです。つまり、難関校の先生は「どや顔度が高い」ということですね。ちなみに米国で「どや顔」に匹敵するようなスラングがあるかどうかまでは調べていませんのであしからず。まあ、この結果は聞く前から想像がつきますよね。難関校へ入れれば、誰だってついつい鼻高々になってしまいます。難関校に入るということは、それなりの努力を行った結果ですから、それが自信や誇りとなって表情にも自然と表れるのでしょうね。そしてもちろん、「どや顔」が悪いこと、というわけでは決してありませんので誤解なきように。
健康で長生きするための「心持ち」とは
- 2012-01-31 (火)
- 心の癒し・健康
「健康で長生き」は誰もが憧れる生き方のひとつです。では一体、「どんな心持ち」でいることが最も「健康&長生き」を実現させるのでしょうか。医学関係者と心理学者がともに口をそろえる正解は「寛大で穏やかな心でいること」です。寛大で穏やかとはつまり、そうそう簡単には「怒らない」ということを意味します。では参考までに「怒る」ことがどれほど体をいじめる行為なのかいくつか例をあげましょう。例えば、怒りは大脳の興奮と抑制のバランスを壊し、細胞を老衰化させてしまいます。また怒りは血圧を上昇させますから、心臓にも余計な負担がかかります。怒りは血液を粘っこくさせてしまいますから、全身に影響が出てしまうことになります。あらゆる臓器にも呼吸器系にも悪影響を与えてしまうのが「怒り」の感情なのですね。中には「怒ることでストレスを発散させている」と、いかる自分を正当化させてしまうこともありますよね。でもじつは、怒ることで体内の各器官はさまざまに悲鳴を上げているわけです。このように冷静になって考えてみれば「怒る」ことで損するのは、間違いなく自分です。もし相手の挑発に乗ってしまったら、それこそ負けなのです。それでも人生の中にはたしかに、「怒らなければいけない時」という重要な場面もあるでしょう。しかし、体調や健康のかかったリスクを犯さなければいけないそんな機会は、そうはめったには多くはないはずです。ですから些細なことでちょっとした「小さな怒り」が心に湧いてきても、「寛大になろう!」を合言葉にして、気にしない様にしてみましょう。「怒りっぽい性格だね」等といわれている人は特に、「怒りは大きなリスクを伴う」ということをしっかり考えて、「寛大な性格だよね」と言われるように心を改めましょうね。
「権力を手にするとKYになる」は本当か?
- 2012-01-29 (日)
- 心の癒し・健康
例えば会社の新年会やイベントなどで、社長などの管理職者のコメントが「なんかKYな言葉だな」と思われることってありますよね。また、世の中には権力者による不祥事、不正・事件などが後を絶つことなく起こり続けています。一体権力にはどんな負のパワーがあるのでしょうか。心理学者の研究によると、「人は権力を掌握してしまうと、他者の状況や感情に対する共感性が低くなる」という結果があるそうです。他者の状況や感情に対する共感性が低くなるとはすなわち、心の状態や気持ちが理解できないということですから「空気が読めない=KY」になってしまうわけですね。以前にも書きましたが、「KY=メタ認知能力不足」ということです。「メタ認知」とは、自分を客観的に見る能力のこと。「相手から自分はどう見えているか」を客観的に考えることができれば、相手の気持ちも理解できますし、相手の人が感じている空気感を同じように感じることができます。従って場の空気を読んだ言動を取ることができるわけです。一方で、イメージしてみると分かりますが、権力などが手に入ってしまいますと「自分が世界の中心」になってしまいます。ですから、自分が感じること=相手も感じているだろうこと、と相手の心の中など考えもせずに思い込んでしまうようになってしまうわけです。その一方、愛される社長さんも世の中にはたくさんいます。こうした方々は絶対に一方的に権力を行使したりはせず、他者の気持ちをさまざまに汲み取った上で必要な判断を下します。もし昇進などをしたら、自分はKYになっていないか、よく自分の言動と心の状態をチェックしてみましょうね。
ホーム > 心の癒し・健康 のアーカイブ