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見えない心のバリア「パーソナルスペース」

電車などで人と接近した際に、心にちょっとした違和感あるいは嫌悪感さえ感じることがありますよね。
これは人には「パーソナルスペース」と呼ばれる見えない心のバリアがあるからだと言われています。
この「パーソナルスペース」の大きさには個人差があります。
例えば空いている電車に乗って立っている時、次の駅で乗ってきた人が「もっと向こうに立てばいいのに」と思うくらい接近してくることがあります。
これはその人との「パーソナルスペース」感覚の差があるからです。
また、男女でも差があります。恋人などでも「寄り添いたがる女性」「少し離れたがる男性」という構図がありますが、これは「男性は硬派であるべき」といった信条からではなく、じつは「男性の方がパーソナルスペースが広い」という心理の反映であると心理学では分析されているのです。
国によっても差が出ます。心理学者の調査によれば「欧米など挨拶で、握手やハグ、キスなどのボディランゲージが盛んな人たちは自然とパーソナルスペースが狭くなり、日本人のように接触の習慣がない民族はより広い」のだとか。
ということは、多くの日本人が体験している朝夕の通勤ラッシュ。
これがいかに「パーソナルスペースの侵害から来るストレス」になっているか、ということが改めてわかってきます。
満員電車に乗っていると、なんとなく「息を潜めてしまう」だけでなく、「思考や心も閉じる」感じを体験していませんか。
これってとても心身が疲れる行為ですよね。
ということで、可能な範囲で時差通勤をする工夫などを取り入れて、「パーソナルスペース」を確保できる朝夕の通勤方法を考えることで、日々の心のストレスも軽減されるかもしれません。

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