ホーム > 心の癒し・健康 > 遺伝子から見ると日本人は「苦行が好き」?

遺伝子から見ると日本人は「苦行が好き」?

人生には「苦難」と「喜び」があります。日本人はどちらかというと美徳観から言っても、「苦難」の後に「喜び」がある、と考える傾向が強いように思えます。また、海外の諸国に比べるとパーティ文化や社交文化もどちらかという控えめですよね。日本の文化は欧米やラテン系諸国に比べると、「楽しむ」ということを慎むことが前提になっている、そんな感じさえあります。
 では、遺伝子的にはどうなのか? シティ大学ロンドンのネーヴ博士の研究によると、「日本人をはじめとするアジア人は、他の人種と比べて『楽しい』と感じる遺伝子が少ないことが判明した」のだそうです。
 ちょっと専門的になりますが、問題の遺伝子は「セロトニン・トランスポーター」と呼ばれるもの。「セロトニン」は、これが不足すると「うつになる」と言われるほど、心のバランスにとってとても重要な働きをする化学物質です。この「セロトニン・トランスポーター」には、長いもの(以下:L型)と短いもの(以下:S型)の二種類があり、「L型」は「S型」よりセロトニンを多く運ぶことができるとのこと。
 そして人は「セロトニン・トランスポーター」を2本持っているため、その組み合わせは1)LL型:L型2本の組み合わせ 2)SL型:S型とL型の組み合わせ 3)SS型:S型2本の組み合わせ、ということになります。
 わかりやすくいえば、1)LL型が一番ハッピーな感情になりやすく、3)SS型はハッピーな感情が少なめ、ということになるわけです。
 そして博士の分析の結果「アジア人は白人、黒人に比べL型遺伝子を持つ割合が少ない」ことが判明したのです。つまりアジア人はセロトニン不足気味、というわけですね。
 しかし博士によれば「遺伝子が感情に関係していることは否定できないが、遺伝子で決まる部分は3分の1で、残りの3分の2は外的要素で決まる」とのこと。ということで、いかにセロトニンが供給されても、周囲の環境がハッピーでなければ、心はその影響を受けてしまうそうです。日本人は遺伝子的にはセロトニンが少なめなので、その分、気持ちで日々をハッピーにしていくことが、心のバランスを取るコツなのかもしれません。

関連する投稿



RSS リーダーで購読する

コメント:0

コメントフォーム
プロフィールと個人設定

トラックバック:0

このエントリのトラックバック URL
http://well-being-navi.com/%e5%bf%83%e3%81%ae%e7%99%92%e3%81%97%e3%83%bb%e5%81%a5%e5%ba%b7/2011-09-27/%e9%81%ba%e4%bc%9d%e5%ad%90%e3%81%8b%e3%82%89%e8%a6%8b%e3%82%8b%e3%81%a8%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e3%81%af%e3%80%8c%e8%8b%a6%e8%a1%8c%e3%81%8c%e5%a5%bd%e3%81%8d%e3%80%8d%ef%bc%9f/trackback/
Listed below are links to weblogs that reference
遺伝子から見ると日本人は「苦行が好き」? から well-being-navi.com

ホーム > 心の癒し・健康 > 遺伝子から見ると日本人は「苦行が好き」?

カレンダー
« 9 月 2011 »
M T W T F S S
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
アーカイブ
ページ
外部PR

ページのトップに戻る