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『Twitter』のつぶやきからわかった世界の心

思いついたことや気になったことをさりげなく書き込むつぶやきサイト『Twitter』(ツイッター)は、世界中で人気です。このつぶやきを分析したら、なにかわかるかもしれないと感じたコーネル大学の社会学研究者スコット・ゴールダーさんは、なんと84カ国にまたがって2,400万人が発した過去2年間のつぶやき、計5億900万件を分析したそうです。そして「5億人が利用する『Twitter』のつぶやきから、気分のパターンを分析すると、世界中の人々の気分がどのように一斉に上下するのかを文明規模で把握できる」という研究成果を9月29日付けの『Science』誌に発表しました。
分析の結果、世界の人々の心の動きには、共通する法則性が見えたそうです。それは以下の様なパターンだったようです。
例えば、「肯定的な感情は朝がピーク」なのだそう。そして「仕事時間中に徐々に低下」してしまい、「1日の終わりにはまた上昇する」。一方の「否定的な感情は平日の間に蓄積されるものの、週末にはかなり低下する」という分析です。
要するに、朝は気分が良くて、仕事をしているとテンションが下がり、寝る頃にはまたポジティブになる。そして週末になると否定的な感情は低下する。考えてみれば当たり前感もある分析ですが、これをわざわざ『Twitter』のつぶやきから分析した、というのがスゴイですね。もちろん他にも細かい分析がいろいろと行われているようです。また、民族性はいろいろと違っていても、「人の気分」というのは万国共通のリズムがある、ということも明確になったようです。
スコット・ゴールダー教授によれば、『Twitter』の他にも「Facebookの投稿、eBayやAmazonで行われている商取引といったものは、世界の多くにおいて日常生活となっている。こうしたデータにアクセスできることは魅力的な新しいチャンスだ」と語り、インターネットは社会科学者にとって重要なデータの提供先にもなってくれているようです。

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