- 2010-12-22 (水) 15:46
- 心の癒し・健康
「エフ分の一」(1/f)という言葉を聞いたことがあると思います。
1/fゆらぎとは、科学的な説明とすると「パワー(スペクトル密度)が周波数fに反比例するゆらぎのこと」となりますが、
もっと簡単で具体的に言うと、「人の心拍の間隔」、「ロウソクの炎のゆれ方」、「小川のせせらぎ」、
「蛍の光り方」などの自然現象に見られる「ゆらぎ」のことなのです。
この1/fゆらぎが、心のリラックスに効果的だとかねてから言われています。
農家の方などで作物にクラシック音楽、特にモーツァルトの楽曲を聞かせることで美味しい植物が
育つといった研究をしていた方がいますが、なぜモーツァルトなのかということにも、この1/fゆらぎが関係しています。
ある研究者によれば、クラシック音楽の中でも特にモーツァルトの楽曲には、
ヴァイオリンが奏でるヴィブラート他、1/fゆらぎが多く取り込まれて、それが植物の癒しにもつながっているのではないか、
と考えられるそうです。
ストレスがかかると、そのストレスに対抗するために私たちの体内には「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。
これは、いわば闘争本能がむき出しなった状態といえます。
つまり、リラックスできない緊張状態ですね。
ところが、モーツァルトの音楽を聞く前と後では、聞いた後の方がコルチゾールのホルモン量が少ないことが確かめられており、
そうしたことから、「1/fゆらぎ」や「モーツァルトやクラシック音楽」などがヒーリングミュージックに最適では、
と考えられるようになりました。
ちなみに、「1/fゆらぎ」効果のあるクラシック楽曲としては、
「ビバルディー 四季」、「モーツァルト アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、「ショパン 雨だれ」、
「ヨハン・シュトラウス ウインナ・ワルツ」などが有名です。
「1/fゆらぎ」は人間の声や歌声にも現れるとする研究もあるそうです。
その代表的な例としては、ジョンレノン、美輪明宏、MISIA、美空ひばり、宇多田ヒカル、松任谷由実、
徳永英明、吉田美和(ドリカム)などが挙げられるそうです。
世代や国を超えて長く愛される歌手の秘密は、もしかすると「1/fゆらぎ」にあるのかもしれませんね。
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